【仙台市の工務店が解説】玄関で靴を脱ぐ理由とは?-玄関デザイン
こんにちは。仙台市で注文住宅を手がけるエスエー工房です。
皆さんは、「旅館」と「ホテル」、どちらがお好きですか?
温泉旅館で名物の郷土料理を味わい、畳の部屋でのんびりくつろぐ時間。
それとも、リゾートホテルで夜景やオーシャンビューを楽しみながら過ごす贅沢な時間。
どちらも捨てがたいですね、、、
どちらも魅力的ですが、ところでホテルと旅館の違いって何でしょう?
和風と洋風? 畳と絨毯?ふとんとベット? 大浴場とユニットバス?数え上げればきりがありませんね。
私が思うにそれは、、、
「靴を脱ぐ・脱がない」
これだと思います!!
靴を脱ぐ日本人。靴を脱がない欧米人。これは玄関の設計を考える上での決定的な違いです。
なぜ日本人は靴を脱ぐのか?
私たち日本人にとって、玄関で靴を脱ぐのはごく自然な行為です。
これは単なる衛生面の配慮ではなく、長年にわたる住文化の中で育まれてきた習慣。畳文化の暮らしを大切にしてきた日本では、外と内を明確に分け、清浄な空間を保つことが重視されてきました。
また、靴を脱ぐことでリラックスモードに切り替えるというスイッチの役割も果たします。つまり、「靴を脱ぐ」という行為は、家庭というプライベート空間に身を委ねる準備ともいえるでしょう。
注文住宅ならではの“玄関デザイン”の自由度
仙台で注文住宅を建てる場合、玄関の設計は非常に重要なポイントになります。
家族構成や生活動線、来客の頻度、防寒性や収納力など、多くの要素をバランスよく取り入れる必要があります。
◆ 靴を脱ぎやすく、しまいやすい玄関
例えば、家族4人が同時に帰宅した際、狭い玄関では動線が交差してストレスの原因に。そのため、エントランススペースはご家族に合わせた設計を心がけています。
また、床材は滑りにくく、汚れにも強い素材を使用。雨の日でも安心して使える玄関に仕上げます。
◆ 機能性と美しさを兼ねた収納設計
靴だけでなく、傘やアウトドアグッズ、季節物のブーツなどもまとめて収納できるシューズクロークは、仙台市内の住宅で人気の仕様です。
さらに、ベビーカーやゴルフバッグなど大型の荷物をそのまま収納できる土間収納を併設することで、生活感を隠しつつ、玄関全体がスッキリと整います。
玄関は「家族の距離を縮める空間」
靴を脱ぐことは「気心を許しあえること」だと思います。
旅館で靴を脱いでくつろぐように、玄関で靴を脱ぐことで、私たちは無意識に「ここは安心していい場所」と認識します。
ホテルのホールで行うパーティーよりも、旅館で行う大宴会の方が一歩踏み込んだ打ち解けた雰囲気になるのと同様に、玄関とは一緒に住む方々を親密にすることができる装置なのかもしれませんね。
【施工事例紹介】エスエー工房の注文住宅の玄関
まとめ:玄関は“住まいのはじまり”だからこそ丁寧に
良いことがあった時
悲しいことがあった時
嫌なことがあった時
どんな時でもどんな自分でも迎えてくれる家族が待つ家の入り口
「ただいま」と言いたくなる玄関は、家族を迎える優しさと、住まいの価値を高める力を持っています。
エスエー工房では、仙台市を中心に注文住宅の設計・施工を行っています。玄関のような細部にもこだわることで、毎日が心地よく、家族の絆が深まる住まいをご提案します。
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